1月3連休は、当初上越方面への遠征を計画していたが、メンバーが集まらずかつ近場でも
十分な積雪が期待できることから福井方面に変更。さらに悪天予報とメンバの都合で、結局、
極近場の氷ノ山への日帰り速攻山行となった。
事前の晴天予報に反し、上部は曇り、ガスが主体で、雪質はよかったものの、まだまだ雪不足で
ヤブがうるさかったです。
2018年1月7日(日)若桜氷ノ山からピークより
早朝5時魚住を出発し、7時過ぎには若桜氷ノ山スキー場駐車場に到着。
登山届を提出して、8時運行開始のリフト(500円/人)に乗る。上のリフト開始8:20まで
待たされるが、上部到着し、登行開始が8:40。
多くの登山者が続々と登ってくる中、先頭を
切って山スキーのトレースをつけていく。Mさんのハイペースに遅れまじと交代でラッセル
すること20分強でやせ尾根を抜けて台地上に出た。その後も頂上目指してトラバースを交えながら
進んで、この日1番で頂上小屋到着(10:20)。新雪ラッセルで2時間弱での登頂は最短であった。
少し休んで予定通り八木川源頭に滑り込もうとする(10:55)が、ヤブだらけでとても滑れる状態ではない。
まだネジレ谷の方がマシのように見えたので右方向に進む。ただそれも100mも進まないうちにヤブだ
らけになって仕方なく滑降終了。結構な深雪の中苦労して登り返し、再度ネジレ谷の本筋を滑降
(11:45)するもやはり終了点は同じ。やや消化不良な思いで頂上に戻る(12:15)。
諦めて、予定通りわさび谷を滑降して帰るべく、頂上から滑降開始。斜度は緩いながらもヤブはなく
気持ちよく滑れた。さらに大屋川源頭めがけて余分にブナ林を滑り降りた。雪質もよく、この日一番の
滑降であった。再度シールをつけてわさび谷の入り口まで登り返し(13:30)。
わさび谷はすでに多くのシュプールがあるとともに、雪質がやや重く、快適な滑降とは言いがたい。
下部では流れも出ていて、巻くのにも苦労する部分もあった。先行者のシュプールを追って、スキー
場到着が14:00。短時間ではあったが、比較的近場で比較的充実した山行をすることができました。
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ねじれ尾根源頭滑降 |
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