2台の車で当日の早朝3:30神戸を出発。高鷲スキー場の駐車場到着が7:30~8:00。すでに
多くのスキー(ボード)客が駐車しており、急ぎ準備をしてゴンドラに乗り込む。
8:55スキー場TOPから山行開始。ここ数日の温かい日+雨で雪表面は固く、一部クラスト
している。すでに多くのパーティが先行していてトレースもばっちりある。
固い斜面をクトーをつけたり、そのまま登ったりと各自のスタイルで登っていく。
途中固い斜面の下りでは、不慣れなメンバーは安全を見て階段登行で下ってもらった。
ピーク到着が9:50。この雪質ではどこが滑りやすいかいろいろ考えたが、まずは北面に
行くことにする。頂上付近はまさにスケートリンク状態で固いが、斜面に入れば柔らかい
のではとの淡い期待はすぐに打ち消された。かなり手ごわいクラストした表層がスキーを
踏み込むと割れて、足を取られてしまう。ターンのたびに転倒者続出。
斜滑降+キックターンで標高を50mほど下げるもクラスト斜面の状況は変わらず。
協議の結果、このまま下ってもケガをするだけと、元来た尾根道をスキー場に戻ることにした。
シールを付けて、固い斜面を下るのも一苦労。途中、スキービンディングが壊れた人や、
固い斜面でのスキーの装着時にスキーを流してしまった人など、いろいろなハプニングが
続いてスキー場TOPに戻ったのが11:50。
レストハウスでしばらく休憩して、スキー場の固い
斜面をかっ飛ばしてこの日は早々の帰宅となった。
岐阜への山行で前日出発でなく早朝出発を試行したが、ややあわただしい感があった。
直近の天候からある程度の悪雪は予想していましたが、それを上回る悪雪に
完全に消化不良の山行でしたが、いろいろトラブルも経験できて初心者向け講習
の意味はあったのではないかと思います。
大日ヶ岳頂上へと |
大日ヶ岳頂上 | |
|