3/11(土)快晴
(1)横手口沢
0:00少し前の電車で舞子駅に集合。スキー板をかついでまずは電車で移動する
ことが恒例になりつつある。
枡水スキー場前に駐車し、6:34発。まずはスキー場を登る。その後林道を東に進
み横手口沢着。
10分ほど休憩後、
横手口沢を登り始める。Nが先行で沢中および沢の西面の林間を登る。その後Mが
先行して西面の林間を登るが、
思ったよりも急であった。先行者の記録では沢の東面の尾根沿いを登っているこ
ともあり、標高1300m付近で沢をトラバースして
東面の尾根に移動する。
ここからクトーをつけるが斜面はアイスバーンであり、
すぐに沢の中に戻るが、
ここから先に登るのは、急登・アイスバーンで滑落の危険があると判断し、撤退
しこの地点から滑ることに(10:00)。
上部の沢中ではややモナカ気味の斜面、パウダーを求めて少し下では、登ってき
た沢の西面樹林帯を滑る。
やや重い雪であったが、比較的快適に滑り降りる。
沢の入口でスノーシューハイキングをしている方と出会い雑談をしていると、上
部からスキー、ボード、スノースクート
の3人組が山頂から滑走してくる。,/p>
話を聞くと、夜間に夏道登山道から登り、横
手口沢を滑降したとのことであった。
上部はカリカリの状態で、山頂は視界が悪く、強風だったとのこと。
時間がまだ早かったこともあり、U,N,Mの三名は六合西沢へ行く。
(2)六合西沢
11:50夏道登山道をスタート。U,Mはシール登降、Nはシートラーゲンで登る。Uは
快調に登山道を登り、
そのままシールで6合目避難小屋まで到達。Mは5合目付近まではなんとかシール
登降で登れたものの、
登山者で凸凹の登山道に苦しみ、途中からはクトーをつけて登るも登り切れず、
あと5分程度のところで、
あきらめて、アイゼン+シートラーゲンに切り替えて六合目避難小屋まで登り切
る(14:00)。
わずか2時間の登りだったが、結構しんどかった。
登っている途中でヘリが剣が峰やユートピア小屋付近に2台ほどホバリングして
おり、
下山する登山者が言うには遭難があったとのこと。(結局、自力で助かったそう
です)
六合西沢へエントリー・・・する前に、とりあえずピットチェックをしてみるこ
とに。
50cmほど下に見事なザラメ層が見えた!が結合は良好。
沢の中央は先行者のトレースで少し荒らされていたが、ややモナカ気味ながら安
定した積雪があり、十分に楽しんで滑れた。
思ったよりも長い距離を滑ることができ、満足。2時間の登りで十分の滑りごた
えのあるコースで良い。
最後にNのBDwippetストックの先が無くなるハプニングがあり、10分くらい捜索
後、あきらめかけたときに
雪面に落ちているのを見つけることができ事なきを得た。15:30に本来のルート
よりも少し東に降りる。
まとめると、横手口沢の時期はもう少し遅いほうが、ザラメでよさそう。
一方で六合西沢はパウダーの時期は過ぎており、1カ月は早いほうがより楽しめ
そう。
比較的近くの大山にこんなにも山スキーのルートがあるとは知りませんでした。
ロープウェイはありませんが、八甲田山のような手軽さでした。
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