日 時
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 2014年12月27(土)-31(水) |
山域・場所
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 東北,新潟=西大顛/中大顛/西吾妻山/守門(袴岳)/放山 |
メンバー
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 Wasa,Yabuta,Nakamura,Ikebuchi,Imamura,Hirai=6名 |
天 気
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 27日;曇り時々雪/28日;快晴/29日;雪/30日;湿雪/31日;雨,湿雪 |
ルート
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 27日;グランデコ~西大顛/28日;天元台~中大顛~大平
/29日;天元台~西吾妻山~若女平~白布/30日;大原スキー場~守門(袴岳)/31日;シャルマン火打~放山 |
スタイル
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< 全員アルペン |
温 泉
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<泊宿温泉 |
26日夜、参加者6人を西から集めて大型の中村車で北陸、磐越道経由でまずは福島に向かう。出発が遅かったことや除雪車影響もあってグランデコスキー場に到着したのが10:00過ぎになってしまう。
2014/12/27(土、曇り時々雪) グランデコから西大巓往復
ゴンドラとリフト(1500円弱)を乗り継いで山行を開始できたのが11:10。13:30までの登行と決め新雪深雪ラッセルを開始する。
順調にラッセルを交代して西大巓ピーク到着が13:25。
予定では西吾妻を経由して二十日平方面の予定であったがここで時間切れ。
しかも、深雪で下りラッセルも懸念されるので、往路を戻ることにする。
登りトレース周辺にパウダーをそれぞれ下っていき、あっという間にゲレンデに戻る(14:30)。
喜多方経由で米沢方面に進み白布温泉の民宿白布屋へ。米沢牛の焼き肉夕食に舌鼓を打ちながら満足の宿泊(6800円)。
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2014/12/28(日、快晴) 天元台から中大巓、藤十郎経由で大平まで
民宿から天元台ロープウェーまで送迎してもらい、リフトトップまで(2300円)。
この日は快晴で遠く蔵王や朝日連峰まで見える。昨日のトレースをたどり登行開
始(9:05)。トレースをはずれ中大巓に向かう。背の低い白いモンスターが青空を
背景に非常に美しい。快調に中大巓に到着(9:45)して景色を堪能する。
その後、人形石を経由して藤十郎まで進んで(10:35)滑降開始。
傾斜が緩く、深雪パウダーのため、コース取りによっては下りラッセルになる。
途中からは傾斜も出てきて快適なパウダーランを堪能することができた。
間々川の徒渉点まで滑り込んで(12:10)、再度シールで約80m登って、大休止(12:40)。
ここからも林間の気持ちいいパウダーランを経由して林道に合流(13:20)。
林道は概して傾斜があってスキーは滑るが、所々傾斜がゆるくなって先頭はラッセル
になる。長い長い林道を滑って除雪終了ポイントの大平公民館に到着したのが
14:20。米沢からジャンボタクシーを呼んで白布温泉まで戻る(9720円)。
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2014/12/29(月、雪) 天元台から西吾妻、若女平経由白布まで
昨日同様、リフトトップまで登って登行開始(9:05)。この日は雪が降って視界
が悪く、GPSを頼りに方向を頻繁に修正しながら進む。天狗岩経由で西吾妻山に
進む。樹林帯では雪面の凹凸が激しく、ルート選択が難しくなる。西吾妻山に到着
した(11:00)後、西吾妻小屋(11:15~11:45))で大休止する。
ここから若女平に向うがまだまだ傾斜が緩く滑走できそうにもないのでシールで進む。
谷形状が見えてきたのでシールを外して進もうとするが谷心でも吹きだまりは凹凸が
激しく、登り返しも苦しい。我慢して進むとようやく傾斜が出てきて快適なパウダー
滑降となる。傾斜も雪質も極上で標高1600mくらいまでは快適な滑降を堪能すること
ができた。ただ、パウダー滑降に不慣れなメンバーには忍耐の滑りとなる。
その下からは谷が割れてきてトラバース勝手に進むと、尾根に向かう昨日のトレー
スに合流することができた。その後は、ほぼ夏路ルート通りに進んで、両側が切れ落
ちた痩せ尾根に出る。慎重に横滑りや階段登行で進むが、危うく転倒滑落しかけるメ
ンバーも出て肝を冷やす。その後も急斜面が続くが、ゆっくり慎重に進んで白布温泉に到着したのが14:35。
その後、雨の中、魚沼民宿までの長い移動し、20:00前には須原のさとう旅館(7560円)に到着。
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2014/12/30(火、湿雪) 大原スキー場から守門(袴岳)往復
7:00過ぎに旅館を出て大原スキー場に8:00前に到着。食堂で待っているとスキー練習の子供たちが集まってきて大賑わい。8:30過ぎにはリフト(480円)が動き出し2本乗り継いで
スキー場TOPに到着(8:55)。
尾根筋に滑り降りてシール登行開始。朝から激しく湿り雪が降り続いており、ウェアがどんどん濡れていく。
雷鳴も響く中、黙々と登行を続けるがやせ尾根を過ぎて標高が上がるにつれて風も強くなってきた。インナーまで濡れてきて、体まで冷え始めてきた。
約1時間登行したばかりであるが、頂上まではまだまだ3時間以上かかるので、残念ながら安全を見てここで敗退と決定した(920m,10:35)。
シールを剥がして登りトレース通りに下っていく。途中からは左にトラバースして林道に出てスキー場の途中に出ることができた(11:35)。
あまりの寒さにレストハウスに駆け込んで暖をとり、早々に宿に戻る。
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2014/12/31(水、雨、湿雪)シャルマン火打から放山往復
天候がよければ二分から守門大岳往復の予定であったが、早朝から温かい雨が降っている。出発時には晴れ間も見えているが西空には雲が多いので、潔く予定通りにシャルマンに転身。
シャルマン火打に到着してパトロールで情報収集すると、暖かい天候で下部は全層雪崩が多発していて周回コースは非常に危険とのこと。放山往復に変更する。
長いリフト(500円)を乗ってゲレンデピークを出発(9:20)。最初、少し下って、シール登行開始。小雪とガスの中、交代にラッセルをこなしていると、
後方から別パーティが迫ってきて、ピーク下で別ルートを進んで抜いていった。我々は恥らいもなく、その後をついてラッセル泥棒とする。放山ピークに到着する(10:45)も、滑降が楽しいといわれた
東方面はガスの中で滑降もままならない。
仕方なく、登ってきた方面をに滑降開始。快適なパウダーランとなる。その後も登りトレース周辺に滑降してゲレンデに戻った(11:20)。
ぐさぐさでシュプールだらけの悪雪ゲレンデを何とかこなして山行終了。雨の中渋滞もなく、大晦日の北陸道を戻って、神戸到着が20:00すぎで長期山行は無事終了した。
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