神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 上越/守門岳・前武尊・神楽峰 山スキー報告
関西から希望と元気を届けよう
ようこそいらっしゃいませ!! どうぞごゆっくりと!! 山スキーを楽しみましょう!! 入会をお待ちしております!!

日 時  2013年1月3日(木)-6日(日)
場所・山域  新潟上越/守門岳・前武尊・神楽峰尾根・シャルマン放山
メンバー  Wasa,Morimoto,Miyazaki,他1名=4名
天 気 3日・曇り/4日・雪,風強し/5日・快晴/6日・雨、曇り
ルート 二分~大岳往復/オグナスキー場トップ~前武尊/神楽スキー場トップ~中尾根
スタイル <アルペン3名・テレマーク1名
温 泉 <民宿の温泉

1/3 (木)  オグナ武尊スキー場から前武尊、荒砥沢&十二沢

1/2夜 Mモータースに集合して、山陽道に載ろうとすると17kmの大渋滞。仕方なく阪神高速に回ったら、こちらも渋滞。結局、北神戸線で西宮を経由して名神に入る。Hさんとの合流は1時間の遅刻になる。その後は比較的順調に中央、長野、上信越、関越を乗り継いで沼田ICで降りてオグナ武尊スキー場へ向かう。途中積雪が少ないので心配になる。

到着が7時過ぎで、仮眠する暇もなく、リフトを乗り継いで第6リフトトップまで行き(1050円)、シール登高開始(9:15)。踝程度の新雪ラッセルだが最初はやや急な斜面であった。その後尾根伝いに登高していると後続の2名も加わり、順番にラッセルをする。前武尊到着が10:00。シールをはずしてコルまで滑り降り、荒砥沢を約250mほど滑る(10:40)。

表層の20cmほどは新雪パウダーだが、その下には堅い雪が有り、底なしパウダーとは行かない。テールが堅い雪面を削りながらも快適に250mを滑り降りる。谷が狭くなってきたところで再度シールを付けて登り返し。WaとHさんのシールが不調ですぐにはずれ苦労した。

尾根を巻くように再度、前武尊に登り返す(12:05)。このころには多くのパーティが登ってきていた。今度は十二沢を滑降。この沢はスキー場近くを滑り、やがてゲレンデに乗り上げる(12:40)。ゲレンデを滑り降り13:00終了。やや物足りなさを感じながらも、途中スーパーでの買出を行い水上の民宿に到着。

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前武尊の滑降-1
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前武尊滑降ー2

1/4(金)  かぐら・みつまたスキー場

この日は朝から降雪。車を出すのも苦労する。風も強く、当初予定の天神尾根から谷川岳は難しいとの判断で、神楽峰中尾根に変更した。しかし、かぐらスキー場のリフト運行もままならず、風と視界不良で、とても山に入れる状況ではなかった。少しシール登高し、あまりに深く重い新雪にラッセルすら数mでいやになる状態であった。

おとなしく午前券(3400円)でスキー場滑降でお茶を濁す。スキー終了後、新潟の守門方面の民宿に向かう。降雪が激しく、視界も悪い中、車運転には非常な苦労があったが、漸く着いた民宿は安価(6500円)で食事も満足できるものであった。

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のどかな樹林帯の中、守門大岳への歩み
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快晴の中守門大岳の登り

1/5(土) 二分から守門大岳

この日は快晴。昨日のラッセルの悪夢がよぎったが、二分に到着するとすでに多くの登山者が出発した後でしっかりしたトレースがある。8:47出発。しっかり歩くと汗が出るくらいの天候で周囲の景色を楽しみながらのんびりと歩く。トレースはほぼ夏道通りに延びており、保久礼小屋など1時間ごとの休憩を挟み、ピーク到着が12:50。

先頭の先行者はすでに滑り降りており、尾根沿いの斜面はシュプールだらけになっていたが、選べば新雪斜面を滑ることができた。途中までは、往路を忠実に滑ったが先行者シュプールを嫌って途中から右側の谷を滑ることにする。この谷の斜面が格別で、軽く深い新雪と適度な斜面で存分に新雪滑降を楽しむことができた。谷を下ると、やや危うい対岸への渡渉ポイントを何とか通過し、保久礼小屋に無事到着(13:45)。

ここで再度シールを貼って、尾根筋をやや登った後、ラッセル跡をジェットコースター状態で下っていく。狭い尾根なのでややスキー技術を要するが問題なくクリアする。下ってくると日差しで雪が極端に重くなって最期は、我慢の滑り。二分の駐車場到着が14:42。満足の山行であった。

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大岳からの滑降M,M氏
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大岳からの滑降先行者に続く

1/6(日) シャルマン火打から放山

この日も朝から降雪。守門の民宿から長い雪道を経て漸く関越道に乗るも、積雪状態でスピードは出せない。北陸道に入ると激しい雨になって、モチベーションはガタ落ち。シャルマン火打スキー場までは行って、雨なら帰ろうということで能生ICで降りてスキー場に向かう。やがて雪となり徐々にやる気が出てくる。

1回券(500円)でスキー場TOPに登り(10:25)、放山を目指す。やや下った場所でシールを貼り登高開始(10:30)。前日のトレースがうすら残っていたので、ありがたく利用させてもらう。視界も悪く降雪だが、暑いくらいの天候で、ピーク到着が11:33。すぐに滑降を開始して、ゲレンデtop到着が12:20。その後、噂のシャルマン火打スキー場を楽しむ予定であったが、あいにくのガスで雪面も満足に見えず、我慢の滑りで終了(12:50)。近くの温泉(500円)で濡れた体を暖めた後、順調に帰神(20:00)。
記;Wasa

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シュプールを避けてパウダー頂く
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シュプールだらけを避けて谷へGO!

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前武尊ログ
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守門岳ログ

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