神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 白山 残雪 山スキー報告
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日 時  2013年5月26日(日)
山域・場所  白山・御前峰
メンバー  Wasa,Miyajima,Tamura=3名
天 気  晴れ 
ルート  別当出合から砂防新道、甚の助ヒュッテ、黒ボコ岩経由御前峰 エコーライン経由
スタイル <アルペン3名
温 泉 <白山展望の湯

5/26 夜中2時過ぎ市ノ瀬に到着して、テント泊仮眠。5時半起床して、前週に開通した別当出合まで林道を車で登る。ゆっくり準備をして、駐車場出発が6:45。ザックにスキーとスキー靴をつけるとかなり重い。吊り橋を渡り、急登の階段を上り、中飯場までは全くの夏道で雪はなし。快晴のなか暑さで汗が噴き出す。

この中、重いスキーと慣れない登山道で田村さんは苦労している。中飯場(7:35)を過ぎると途切れ途切れに雪が出てくるが、つながるまでは運動靴で進む。途中ぬかるんだ場所や藪漕ぎの場所もあって、なれない人にはさらに苦労が重なる。1650m位でスキー靴に変えてシール登行開始(8:30)。ゆっくり進んで甚の助ヒュッテ到着が9:45。

2013.5.hakusan
今日は天気も上々
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登山道に取り付く

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真新しい甚ノ助小屋
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未だまだ豊富な雪

多くの登山者が登っており、中には高校生集団もいる。田村さんはここまでとし、以降2名でピークを目指すことにする(10:00)。エコーライン方面は雪がなく夏道をスキーを担いで歩くことになるので、黒ボコ岩経由の道をとる。黒ボコ岩直下の急斜面は雪がずれやすく、板を担いでの坪足歩行。その後広大な弥陀ヶ原に出る(11:10)と以降はシールで登りあげることができた。

御前峰頂上付近に雪はなく、左側に稜線までつながった雪渓があったので、そこを登りあげ、稜線の夏道を頂上まで歩くことにした。多くの登山者、スキーヤーがいて、賑わっているピークへの到着が12:35。天気がよく、絶景が広がる。スキーを担いで夏道を登ってきた同じ兵庫の単独行の人と話が弾み、以降一緒に行動する。スキーデポ地点まで戻って、滑降開始(13:10)。


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壺足で登る
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黒ボコ岩への急斜面

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雪解けが進んでいる黒ボコ岩
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前方御前峰

スキーはよく滑るが、雪面の凹凸が激しく、必ずしも快適な滑りとは言いがたい。所々、クラック(シュルンド)もあって慎重に滑っていく。エコーライン方面に進むために平坦な雪原を漕いで最後は、階段登行で尾根筋に出る。エコーラインも雪面は荒れているが、何とか板を押さえながら滑走する。あっという間に雪の途切れた夏道まで滑り降り(13:10)、板を担いで夏道を甚ノ助ヒュッテ上まで進む。


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白山頂上
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頂上暑くて暑くて

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チョイ一服、室堂を見下ろす
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白山奥社

再度スキーを履いて、適度な斜面を滑降し、ヒュッテで田村さんと合流。以降つながった雪を拾って荒れた雪面を何とか滑って、運動靴のデポ地点まで(14:00)。中飯場までは、スキー靴のまま、雪と藪と夏道が入り組んだ道をスキーを担いで下る(15:00)。スキーが木にひっかかりなかなか苦労する。最終的に別当出合に戻ったのが16:00。白峰の白山天望の湯に入浴後(650円)、宝塚、尼崎経由で22:30帰神。


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緩んだ雪面慎重に滑るよ
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山スキーヤーは少数だった

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シーズン終盤のがたがたの我慢の滑降
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白山ログ

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