小屋泊組の蓮華温泉 |
快適ナチュラルホテル |
4月29日(日) 小屋の朝食完了後の6:40出発。多くのパーティがほぼ同じ時刻に同じく雪倉を目指している。小屋下の尾根までスキーで滑ってシール登行開始。途中でトレースをはずしてしまい、やや大回りになってしまったが、瀬戸川の渡渉ポイントに下る尾根まで登りあげ(7:25)、ここでシールをはずして滑り込む。スノーブリッジはしっかりしていて問題はないが、その下を激しい瀬戸川が流れていた。渡渉完了点から再度シールを貼って(7:40)、雪倉岳ピークまでの1200mの登りが始まる。所々の急斜面を斜登行するが、ずれやすい雪質にシールを利かせながら一歩づつ慎重に登っていく。慣れないメンバーには緊張と苦労があったようだ。
雪倉の滝は右側の沢を登って巻き(8:35)、さらに高度を稼いでいく。なかなかピッチは上がらないが、我慢の登りで全員遅れずに11:55登頂達成。頂上には多くのパーティがいて大にぎわいであった。記念の集合写真を撮ってもらって、いよいよ滑降開始。ピークから一気に滑れる大斜面は程良い傾斜と程良い雪質で大変気持ちのよい滑降が楽しめた。写真、ビデオ撮影を織り交ぜながらもあっという間に滑り降る。標高が下がると雪質も重くなって滑りにくくなるが、何とかしっかり板に乗って滑り降り、渡渉点に到着(13:10)
再度シールをつけてトレース通りにアップダウンを繰り返して蓮華温泉までの長いトラバースを進む。疲れた体には、結構応える行程であった。蓮華温泉到着が14:45。雪倉岳までの往復8時間の行程であったが、あの快適斜面はその苦労に匹敵するものであったと思う。
蓮華温泉めがけての滑降 |
MR'Yamaザックがデカイ |
4月30日(月) 蓮華温泉から振子沢、天狗原経由で栂池まで下山する2名と分かれて、5名で金山沢滑降を目的に白馬大池まで登りあげることにした。6:45小屋発。天狗の庭に続く尾根にシールでとりつく。ずり落ちやすい斜面を慎重に登っていく。多くの先行パーティ(スノーシューやスキー)がいて、その後を追う。結構な急斜面にトレースをしっかり刻みながら、一歩ずつ登り続けると白馬大池到着が10:50。さらに緩やかな尾根を登って船越の頭到着が11:45
MR'Fuji |
Miss'山ガール |
金山沢の急斜面のエントリーポイントが目の前に広がっている。いよいよ滑降開始。非常に柔らかい雪で問題ないと思って斜滑降で入っていく。しかし、急斜面滑降に不慣れなメンバーにとっては35°以上の斜面は、驚異に感じるのかターンで転倒してしまい、30m程度滑落してしまった。柔らかい重雪が幸いして事なきを得たが、今後の教訓にすべきことであった。斜度がゆるむと各自、快調に滑りを楽しんで(?)
♣ 白馬連山.PHOTO ♣
♣ 白馬連山2.PHOTO ♣
♣ 白馬連山3.PHOTO ♣
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