未だまだ山スキーを楽しむメンバーがおじゃります。其の報告
6月15日(金)朝3時半 立山駅近くのコンビの前の駐車場着。2時間ばかりの仮眠をする。7時発の立山ケーブルに乗る。美女平で高原バスに乗り換える。立山の高原台地をバスはゆっくり登る。今日は梅雨の中休みの快晴である。左右に大日岳、薬師岳の大きな山塊を眺める。
8:30室堂でバスを降りて、ここから雪道を少し歩いて、すぐシール歩行に切り替える。Uchiさんは早速健脚ぶりを発揮。小生ひたすら後を追いかける。途中スキー板を脱いでツボ足登高。稜線(北アルプス縦走路)の一の越に登りつく。ここからはガレ場の350Mの登り。雪がまったくなく運動靴に履き替えての登りです、11:10雄山頂上着。
ここから雄山ルンゼ(岩溝)の大滑降だ。すべり始めは40度位の急斜面。とても回転する勇気はないので、斜滑降とキックターンで降りることにする。谷スキーをキックターンして反対方向に半身を捻ってから、この谷側の足を軸足として山スキーを回しこむ。この時軸足がフラフラして恐かった。斜度が若干緩んできてから、緊張しながらの連続ターンの滑降を楽しむ。400M位滑り降りてから、左にトラバースしてから、一の越へ再度登る。一の越からもう一度雄山へのガレ場を登る。
かのローソク岩上での余裕のポーズ |
雄山社務所前での元気ポーズ |
そろそろ天気が崩れ出しそうな空模様だ。(ガスの中を山崎カールを滑っても面白くないので、早く行こう!)と先を行くウッちーさんにハッパを掛られる。いよいよ山崎カールの大滑降だ。急斜面だが今回は連続ターンで滑り降りる。ウッちーさんより、(ターンしても常に上体は谷に向けよ!)、(足元を見るな!視線は常に遠くに!)、(ターンする時に屈みこむな!上体を高く保て!)と叱咤される。
山崎カールの真ん中で止まって左右をみる。さすが名にし負う山崎カール。大きな半円状の圏谷だ。広々とした谷間で滑っているのは我々二人だけだ。斜度が緩んできてショートターンをしながら室堂まで滑り降りる。
3時半室堂バスターミナル着。バスはガスの中をゆっくり下る。天気は下り坂。日中は好天に恵まれてラッキーでした。帰りは例のごとく日帰り温泉を探して、(森の雫)という宿にする。玄関脇にぺんぺん草が伸び放題で心配したが、お風呂は広く清潔で合格点。19:00一風呂浴びてさっぱりしてさて帰阪だ。帰りの運転は二人とも寝不足と疲れで睡魔との闘いになる。なんとか小生事故なく、交代運転をこなすことができました。By;Sugimoto
びびり滑降スタイルで反省!! |
パウダーでは無いが滑るしかない!ホンマかいな? |
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