山ガール K嬢 |
MR'Haru |
2/5(日)御前岳前衛
【天気】晴れ
道路事情が心配されたが、それほどの降雪もなく白弓スキー場に向かう。明るくなり始めのスキー場をシール登高開始(6:55)。
ゲレンデ圧雪中の雪上車にゲレンデ端を歩くように注意されながら、ゲレンデトップが7:20。ここから、交代で急斜面の新雪ラッセルを尾根まで続ける。比較的疎林で緩やかそうな谷筋を進むが尾根が近づくにつれて斜度が増し、トラバースするにも藪が多く、苦労する。最期尾根に登り上げるのに、雪庇の緩いところを探して登り上げた(9:00)。
ここからもラッセルはつづくものの、斜度は緩やかで、暖かな日差しを浴びながら、気持ちの良いブナの疎林をゆっくり進む。対面には大きな三方崩山が大きくそびえ明るく輝いていた。ラッセルで尾根を進むと、どこかはっきりしない前衛ピークへの到着が11:20。
樹林内で展望は利かない。シールをはずして少し戻り(1700m)右側の野々又谷へ滑り込む。軽いパウダースノーでよくスキーが回る。1500mくらいまで滑って、再度尾根に滑り込むべくトラバースを続けるも、急な斜面と樹木が邪魔してどうしても標高を落としてしまう。
尾根筋1500mの下方1400mまでトラバースしたものの観念し、シールをはって尾根まで登り上げることにした(12:35)。約100m急斜面登高し、登りのトレースに合流後、再度尾根を軽快に滑降開始。その後、1400mまで尾根すじを滑ってスキー場への左側に向かう谷に滑り込む予定であった。途中、向きが違う谷が現れるたびに、GPSと地図と地形を見比べて、エントリポイントを探して下る。
MR'Morimoto |
MR'Morimoto2 |
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1400mまで来て左側に谷が見え地形的にも間違いなさそうに思えたので、谷に入っていった。雪面は日差しを浴びて雪は重くなっていたが、結構な斜度がありジャンプターンが容易にできたので、おもしろいように下って行けた。谷も半分以上下ったときにGPSをみると注意していたはずの隣の谷を進んでいたことにこの時はじめて気づいた。ここまで来て登り返すことも出来ず、仕方なく尾根を乗り越してトラバースで隣の谷に向かうことにする(14:05)
ここも急斜面と樹木が濃く、すなおにトラバースさせてもらえない。途中我々のトレースを追ってきた後続者2名とともにトラバースを続けるが、標高が落ちるばかりでなかなか目的とする尾根にたどりつけない。最期は、再度シールを付けて標高を落とさないようにコル状の尾根に登り、漸くスキー場に戻ることが出来た(15:00)。
重くなった新雪のスキー場を慎重に滑走し、圧雪ゲレンデをぶっ飛ばしてこの日の山行は何とか終了(15:15)。
野々又谷 |
野々又谷2 |
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今回の山行はコース間違い、ルート選択の点で反省点が多く、教訓にすべきことが多い。 昨日と同じしらみずの湯で入浴後、東海北陸道の大渋滞に見事にはまり、神戸帰宅が23:00となった。
参加されたメンバの方、本当にお疲れさまでした。留守宅の小村さんありがとうございました。
以上 記;Wasa
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