7:50 疎林の中登る |
8:55 残雪の山 |
前回来たときにはここからみる烏ヶ山はまさに雪山そのものの光景であったが、今日は黒々とした地肌むき出しで、雪解けの速さに驚かされる。ここでシールをはずし、地獄谷まで谷筋を滑走する。朝まだ日差しを浴びていない斜面はさほどゆるむこともなく、適度な堅さの粗目雪で、安心して豪快に滑走することができた。各自、思い思いに滑って、地獄谷出会に到着(9:10)。
ここで先行しキリン峠まで登っていたFujitaGrと合流し、再度シールを貼り振子沢を登っていく。前回よりも谷がわれ、かつ落石が多いのが目立つが、沢の雪は十分にある。いくつかの屈曲点を経由して順調にシール登高していくと眼前に大山稜線が広がった。
11:20 春山の稜線 |
11:29 賞味期限最終か? |
稜線直下まで一応雪はついているようだが、黒い。崩落した大山の砂や土が雪の上に散っていて黒くなっている光景であった。砂混じりの雪面を斜登高して、稜線到着が11:15。条件がよければ剣が峰までいこうかと思っていたが、稜線および北壁にほとんど雪はなく、崩落しかけている夏道がむき出しであったため断念。稜線からスキー滑降で往路を戻ることにした。各自思い思いのコース取りで、粗目雪斜面を滑走していく。
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