【海別岳・1419.4m】 晴
平成21年5月3日
4/30 海別岳(晴れ)
7:50 林道出発地点 400m
8:50 740m地点
11:40 海別岳山頂 1419.3m
12:00 山頂稜線上 1380m
13:10 740m地点
13:30 車400m
メンバー:田尻(L)、春、小村、内田、池淵、丸尾、佐々木:東京TSMC
海別岳手前の広いコルは、美しい樺の生い茂る素晴らしい原生林だった。
林の中を真っ直ぐに、広大なスロープを有する浅いV字谷に向かって歩く。
V字谷へ入り、高度を上げるにつれて風が強くなり、斜面が硬くなる。
途中からクトーを着ける。1380mの山頂稜線から先は吹き飛ばされそうな
くらいの強い風だが、風に耐えながら10分程の登りで山頂に着いた。
山頂は残念ながら雲の中だった。だがちょっと降りれば雲は切れる。
寒いのですぐに下り始める。V字谷の滑降は広大な無木立の一枚バーンだ。
動画撮影をしながら爽快に滑降する。素晴らしい斜面が標高差500mほど
続いた。傾斜が落ちて樺林に入る。あとはずっと往路を下り降りる。
13:30には車に着いた。今日は素晴らしくスピーディーな行動だった。
再び斜里の街へ戻りラルズマートで買い出しをする。宿に入るには少し早いので
斜里岳の登山口を偵察することにした。夏の登山口は清岳荘という山小屋だが、
まだ林道はゲートで閉じられていた。清岳荘まで8km以上も距離がある。ゲート
オープンは、5月末とのことだった。これで斜里岳登山はほぼ諦めた。
今日からの宿は宿六というペンションだ。素泊まり自炊で一泊3500円である。
ガスは無いとのことなのでカセットコンロなどが必要だが、電気と水道はある。
近くの斜里温泉湯元館と同一の泉源から引いた温泉もある。3人入るといっぱいの
小さな湯船だが、湯はモール泉という植物性の茶色い珍しい湯だ。なかなかに
いい湯だった。
夜は北海道限定サッポロクラシックで祝杯をあげた。
----- 記 : 田尻 -----
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