神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 立山2 山スキー記録
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2010.6-立山社務所裏よりドロップ
2010.6-立山滑降後雄山を見上げる

山名、ルート:立山、山崎カール
期間:6月25日(金)
メンバー:L内田、小川、藪田
行動の概要:

早朝3:00に立山駅に着き、駐車場の車中で仮眠。 6:00頃に目覚め空を見ると、青空に雲が少し出ているが、天気予報通りのようで、一安心。7:20のケーブルカーに乗り、バスに揺られ室堂に着く。ターミナルを出て、雪の上で準備。シールは着けず、スキーを担いでシートラで歩く。雪は、適度に緩みまずまず歩きやすい。途中、立ち止まって、滑る予定の雄山ルンゼを見上げると、雄山神社裏からすぐに雪は無く、約20m位下に残雪があり、そこから数十メートル下がったところから雪が続いている状態である。今年は残雪が多いと聞いていたので、「どうして?」。山全体からすれば残雪量は多いのだが、稜線付近には、以外にも雪が残っていない。。

9:50に一ノ越へ到着。展望は素晴らしく、笠、乗鞍、槍・穂、南ア、富士山、八ケ岳方面などが見える。休憩後雄山を目指して、夏道を登っていく。小川さんのペースがいつもより遅いのを気に掛けながら、ゆくりと歩く。途中の道端に、清楚な白い花のハクサンイチゲ、すぐ近くに黄色い花のミヤマダイコンソウを見つける。  11:30雄山神社着。休憩中に、頂上へ行く。頂上からは、能登半島、富山湾、氷見の海岸が見える。また、御前谷の雪は、石垣下からずーっと繋がり、雪面の波打ちも少なくきれいだ。 休憩後、いよいよ滑降。今日は、二本滑る予定なので、ここで小川さんの体調を考え、一本目の山崎カールは、藪田さんと私だけで滑ることにする。神社裏を少し下がった所から、先ず、私からスタート。雪面は、波打ちも少なく、適度に緩んだ雪で大変滑りやすい。気持ちよく約40m程滑って、藪田さんを待つ。次は、藪田さんが先に滑る。交代で動画を撮りながら、高度約2800m下のローソク岩横までの滑降を楽しむ。ここから、雄山神社まで登り返し。雪の斜面を、シートラ、キックステップしながら右手の尾根へ登りあげ、雪のない尾根を神社まで帰る。。

小川さんと合流後、さあ、最後は、三人で雄山ルンゼだ。神社から一ノ越への夏道を少し下った所からトラバースしてルンゼへ行く予定で、出発。30mほど下ったところで、小川さんが石にけつまずき前へ転倒。唇と口から出血。下唇の中程が切れているが、前歯は折れていないようだ。アルコールガーゼなどで応急処置をした後、雄山ルンゼを中止し、一ノ越から室堂へ帰ることにする。早く下山するために、一ノ越から少し下った雪の斜面からは、スキーで下る。 室堂へ着くと、直ぐにバス、ケーブルを乗り継ぎ立山駅へ。駅前の旅館で、近くの歯医者を教えてもらい、車を走らせる往路を20分程戻った岩峅寺の村の中にある歯医者で診てもらう。ここの医院は、口腔外科もあり、先生が丁寧に治療して下さってありがたかった。下唇を縫合し、ぐらついていた前歯を元の位置へ戻すなどの処置をして下さった。 帰りは、小川さんには悪いが、近くのグリーンパーク吉峰で入浴後帰路についた。。

2010.6-立山山崎カール上部を見上げる
2010.6-立山雷鳥

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