神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 乗鞍岳講習会  山スキー報告
ようこそいらっしゃいませ!! どうぞごゆっくりと!! 山スキーを楽しみましょう!! 入会をお待ちしております!!

2009.4-乗鞍岳講習
2009.4-乗鞍岳講習

山域:乗鞍岳(アイゼントレーニング山行)
日時:2009年4月4,5日
地図:乗鞍岳
メンバー:田尻(L),小村(SL),春,丸尾,井上,小川,赤崎,松原,片桐,内田,宇川,堀井,花井,以上13名

4/4 曇のち雪
7:10 乗鞍高原国民休暇村発
8:10 三本滝レストハウス
12:40 位ヶ原山荘

前夜、いつもの通り23:00に吹田SAに集合。今回は14名の 大所帯だ。5:30頃国民休暇村に到着。30分仮眠をして、6:00から 出発準備を始める。7:00過ぎに登山を開始した。  今回は、山口君、宇川さん、堀井さんの3名の新人が居るので シール登高や、キックステップのレクチャーをしながら進むので 登高スピードはかなりゆっくり目だ。5時間半かかって標高差750m を登り、位ヶ原山荘に入った。

事前の天気予報でも徐々に低気圧が近づき、天候が悪化に向かう ということは分かっていたが、予想よりも山の上は崩れるのが早い。 昼前からかなりの降雪となってきていた。昼過ぎという中途半端な 時間に山荘に着いてしまったため、一旦は予定通りに数百メートル 登ったところでアイゼン訓練を行おうかと思ったが、視界も悪く風も 強まってきたため、そのまま山荘入りすることにした。

山荘内では、時間つぶしに新人に対する会の必需装備品の説明と 議論を行う。ここではなかなか例会の席などでは聞けないような、 先輩たちの、装備に対する細かなこだわりなどが披露され、新人だけ ではなくみんなそれなりに参考になるミーティングができたのでは なかろうか。  夕刻になり、食事ができたので食堂に下りる。食堂では鹿鍋がメイン ディッシュだ。山小屋の中ではかなり上等の部類に入る食事が出た。 これで2食付8,000円なら良い小屋だろう。

2010.4-乗鞍岳講習
2010.4-乗鞍岳講習

4/5 曇のち晴
8:00 位ヶ原山荘
8:45-10:40 大黒岳2585mにて雪上訓練
12:30-13:00 富士見岳山頂
15:30 乗鞍高原国民休暇村

出発前に位ヶ原山荘をベースに写真を撮っているカメラマンの方に 記念撮影をしてもらう。この方のサイトは「乗鞍大雪渓WebSite」 http://www.norikura.org/ 、である。小屋前で撮って貰った我々の 写真も載っていた。  今日の天気は高曇り。でも風は穏やかで行動には全く支障はない。 かえって陽が照り付けると暑いので丁度良い。

富士見岳の方面に向かって沢の中を詰めていく。200m強登った ところで、右手の尾根にテラテラと光るアイスバーンを見つけた。 アイゼン訓練をすべくそこに向かってトラバースをしていく。アイス バーンの下でスキーからアイゼンに履き替え、ピッケルを握って、 歩行訓練を行った。斜面の硬さは丁度良い。スキーヤー上がりの メンバーが多いので、アイゼントレーニングは新鮮だったのではなか ろうか。約2時間で歩行訓練を終え、再びスキーに履き替えて今度は 富士見岳の山頂を目指した。

昼過ぎに山頂に至る。この頃には天気は更に回復し、陽が燦燦と 降り注ぎはじめた。しかし、山頂まで登ると季節風が結構強い。 早々にシールを剥がし、滑降に入る。  山頂直下は雪庇崩れのちょっとした急斜面。なかなかにスリリングで 楽しい。最初はビビッていた他のメンバーも、仲間が次々に飛び込んで いくのを見て続いて飛び込む。ややパック気味でパウダーとは呼べない 雪質だったが、まずまず回しやすい快適な雪である。高度を落とすに つれ、徐々に傾斜は落ちてくるが、位ヶ原山荘までは良い雪が続いた。

位ヶ原山荘からは、昨日の登路を忠実に戻る。ツアーコースの雪は 既に太陽の熱で溶けて水を含み、大分重たくなってきている。まだスキー 経験の浅い堀井さんはえらく苦労しているようだ。そして、後ちょっとで スキー場に出られると言う手前で、とうとう堀井さんは足をひねって しまった。幸いなことに軽い捻挫のようで、なんとかスキーで降りてくる ことはできそうだ。しかし、ボーゲンしかできないので、荷物は他のメンバー が担いで降りることにして負担を軽くする。それでも下降にはだいぶ時間を 食い15時半となってしまった。でも、なんとか無事に降りることができて ほっとした。

今回は、3名の新人の参加があったが、技術レベルは三者三様だった。 宇川さんは、上り下りともこれまでの経験がそこそこあるようで、いずれも 無難にこなしていた。山口君はまだまだ登りは初心者だが、滑降はとても 上手だった。そして堀井さんは、まだほとんどツアーの経験がないよう なので、登りも下りもまだまだ修行が必要なようだ。

前回の澤田さん、今回の堀井さんを引率した経験からひとつの結論 のようなものにたどり着いた。山スキーを行うためには、たとえ技術は プルークボーゲンでも良いから、とにかくスキー場内でならコブ斜面でも、 超急斜面でもどこでも滑ってこられるという技術が必要だと思う。 スキー場の上級コースは、エキスパートオンリーとは言っても、所詮 山の中で出会う悪雪に比べれば、問題外に易しい。山スキーが どんなものか良く知らない初心者の人には「スキー場ならどこでもターン して降りてこられるか」を、今後はツアーメンバーに加える第一条件として 尋ねてみようと思う。

2009.4-乗鞍岳講習
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