神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 金山沢 山スキー報告
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2010.4-金山沢
2010.4-金山沢

【白馬・金山沢】 晴
平成21年4月18日
9:20 栂池スキー場
9:45 栂池自然園
11:10 天狗原
12:00 白馬乗鞍岳
12:45 白馬大池
14:15 船頭の頭
16:30 猿倉
17:45 二俣
メンバー:tjr(L)、haru、komr、uchi、yabt、ooni、swad、

今日は快晴。しかし放射冷却で冷え込んだらしく、テントの外を歩くと霜柱が 靴の下でサクサク鳴った。清本さんと前田さんは朝から帰路に向かうということ なので残りの7名で栂池スキー場に向かった。  9:00に栂池着。ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、自然公園に 上がったのは10時前となっていた。既にたくさんの人がボードを担いだり、 シールで歩いたりして天狗原山、白馬乗鞍へ向かっていた。  天狗原山の手前で、小村さんは下山したという知らせを春さんから受けた。 小村さんは昨日飲みすぎて、朝の冷え込みで風邪をひいてしまったらしい? 熱っぽいとのことで、駐車場の車で寝ているということだった。 残りのメンバーで更に登高を続ける。

白馬乗鞍の山頂まで、大西君と薮田さんが後ろをついてきた。が、春さん 澤田さんは遅れているようだ。だが内田さんも一緒のようなので大丈夫だろうと 思い、山頂で後続を待つ。山頂付近は猛烈な風が吹いていた。4月も末なのに ものすごく寒かった。  30分近く山頂で後続を待つが姿が見えない。もしかしたらだだっ広い山頂部 なので、我々の姿を見つけられずに先に白馬大池に降りてしまったかもしれない と考えて、白馬大池まで降りてみたがやはり居ない。10分待ったがまだ来ないので、 もう一度山頂に引き返そうかとしたところでやっと後続がやってきた。 白馬大池で小休憩をとる。ここですでにもう1時となっていた。

2010.4-金山沢
2010.5-金山沢上部

昨日の雪質から考えて、今日はアイゼンは不要と判断したのだったが、大池から 先は雪が飛ばされて部分的にアイスバーンとなっていた。アイゼンがあった方が 楽に登れたかもしれない。でも、シュカブラ部分を選んで登ればキックステップでも 十分登れる。午後2時過ぎに船頭の頭にやっと着いた。

寒いので休憩もそこそこに金山沢に滑り込んだ。上部は雪庇崩れのちょっとした 急斜面。少々雪面も堅いのでみんな慎重に滑る。少し高度を落とすと斜度が落ちて 快適になった。多少スキーが引っ掛かるが、まずまず滑れる雪となる。大西君は、 切り返しの早いハイスピードテレマークでアグレッシブに滑ってくる。薮田さんも スキーは上手で、スイスイと滑ってくる。だが、澤田さんはまだまだ経験不足で 最大傾斜にスキーを向けることができず、低速の斜滑降とキックターンを繰り返す。

内田さんが見るに見かねて滑りのレクチャーを始めた。ということで、下りは 予想外に時間がかかった。猿倉まで降りたのが午後4時半だった。  林道の除雪は猿倉のすぐ手前まで終了していて、猿倉からほんのちょっと降りた ところでスキーを担いで徒歩に切り替えた。二俣に着いたのは午後6時前だった。  デポしておいた車に乗り換え、栂池スキー場の駐車場に戻った。小村さんと 無事再会。我々以外無人の栂の湯で汗を流して、北陸道経由で帰宅。自宅に着いた のは、午前2時過ぎだった。

大変疲れたツアーだったが、新人、準新人の4人には、これに懲りずに 頑張ってほしいと思う。金山沢の滑降は標高差1200mを一気に滑り降りる。 大西君はアルプスを滑るのは初めてということだったので、このスケールの 滑降は生まれて初めてのことだったろう。新人向け企画と銘打った今回のツアー なので、ハードだったがみんなに楽しんで貰えていたなら幸いである。

2009.4-金山沢
2009.3-金山沢
2010.4-金山沢
2010.5-金山沢上部
2010.4-金山沢
2010.4-金山沢
2010.4-金山沢
2010.4-金山沢

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