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Kobe Mountaineering Ski Club 富良野岳 山スキー報告
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2010.5-富良野岳
2010.5-富良野岳

【富良野岳 ジャイアント尾根】 曇り霧

平成21年5月9日
7:40 出発地点富良野川渡渉点 Co.980m
8:30 べべルイ川西尾根上 Co.1090m
10:00 尾根 Co.1500
11:00 登行終了点 Co.1700m
12:00 下山終了富良野川堰堤渡渉点
▲泊:ニセコ五色温泉・(自炊)
メンバー:haru、uchi、maru

7:15 朝食を済ましチェックアウト後荷物を車に積み込み白銀荘を出立つ。 (管理人に正月にも是非来て下さいと言われる) 上空を見上げると雨は降って無いが、今にも泣き出しそうな曇り状態である。 ウッチさんは、今日は膝の調子が今一と言う事で温泉で待機。丸尾さんと二人旅に、 取り付きは場所は、今年の正月に一度来ているので明瞭である。 7:40頃 上富良野バーデン温泉下の富良野川堰堤より、2度の渡渉場所をプーツが濡れ ない様な所をうろうろと探す。 膝位の水量だが、適当な飛び石で問題無く渡り、僅かなアップダウンで雪の繋がって いるぺぺルイ川を超え、Co.1015mより急斜面を標高差80m程で尾根に登り上る。

8:30頃 Co.1095m此れより緩やかな登りを、天気を気にしながら進む。予報では昼前後 に晴れ間が覗くとの事で、丁度ピークに立てる頃だろう。山では夕べに雪が10cm位に積っ た様子だ。木々の枝にはうっすらと樹氷が見られる。気温はそんなに高くないが汗がでる。

10:00頃 Co.1500m辺り迄ガスの中、視界20m~30mを尾根を忠実に登るも景色は見え無く、 黙々とシール登行。帰りのわずかな新雪滑降に楽しみを抱き、又ゆっくりと突き進む。相 変わらずガスは取れないが迷うような尾根では無い。

11:00頃 Co.1700mでこの先雪が切れ、ハイ松漕ぎを強いられる状況に。そして、時折強 風も吹き、立ち止まると寒い。後1時間前後でピークに届くが、一向にガスも取れないし、 今日はニセコ迄移動しなければならないので登行終了とする。 展望も訊かないので、すぐさま滑降準備にかかり、温泉留守番のウッチさんに下山開始 の携帯を入れる。ガスの山中でも繋がるのは心強い。

出だしの滑降は、少し左よりのハイ松沿いへトラバース気味に50m程下り、Co.1650m辺り で、斜度35度位の新雪を頂くが、相変わらずの視界不良のため、思い切り突っ込めない 慎重滑降に徹する。雪質は湿雪だがスキーはそこそこ回せやすい。斜度のある所でエッジを 切ると、昨日の新雪がスラフ状態で雪崩れる。遠見尾根ツアーの時よりも小規模だが、注意 が必要だ。 そして上部を振り返ると、丸尾さん滑降の後を追いかける様に、アンモナイトが徐々に50cm ~60cm位大きくなり、スビードを増して落ちて来て、丸尾さんの足元をかすめる。まともに 食らうと、湿雪の為重くて可也の衝撃が有るだろう。 下るにつれ視界が訊くようになり、滑降を楽しみ、時折GPSで軌道修正するも、Co.1400m辺 りで、斜度のある右手よりに取り過ぎ、べべルイ川上部に出てしまったが、此のまま右岸を 下りる。やはりトラバース滑降は面白く無い。 12:00頃 帰りの富良野川渡渉を、少しブーツを濡らす位で終了。車道を見上げると、ウッチ さんがお迎え待機してくれていた。 此の後は、吹上温泉無料の混浴露天風呂(後に女性二人入浴)に入り、明日の予定地羊蹄山の 前宿五色温泉を目指し、高速を飛ばし倶知安で食料を仕入れる。

19:00頃 五色温泉自炊棟到着後、早速野菜炒めの晩御飯と活力の源焼酎を浴び(少しだけ?)、 露天風呂で星空を眺め、疲れを癒して布団に潜り込んだ。 明日は晴天の予報、本ツアーの終盤へと続くのである。
----- 記 : 春-----

2010.5-富良野岳
2010.5-富良野岳
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2010.5-黒岳

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