神戸山スキークラブ

 K.M.S.C
Kobe Mountaineering Ski Club 白馬五竜 山スキー報告
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2010.4-五竜
2010.4-五竜

【白馬・五龍】 晴
平成21年4月17日
中遠見山~平川へ滑降
9:10 五竜とおみスキー場
9:50 地蔵の頭
10:30 一ノ瀬髪
11:10 小遠見山
12:15 大遠見山
13:00-20 中遠見山
16:00 平川林道
17:15 浄水場
メンバー:tjr(L)、haru、komr、uchi、yabt、ooni、sawa、eda、kiyo

昨夜の土砂降りの雨は朝までで上がり、リフトが動き出す頃には 晴れ間が見えてきた。予定通り五竜とおみスキー場からリフトを乗り継ぎ、 スキー場のTOPからシールを付けて歩き出す。  遠見尾根上の雪は、踝から深いところで脛までの新雪が積もっている。 だがラッセルというほどではない。前田さん先頭で、澤田さんには春さん、 清本さんには内田さん、大西君には小村さんのペアを組んでもらうことにする。  進みは、うちの会にしては比較的順調だが、60Lオーバーの荷を担いだ つぼ足の登山者に次々と抜かれる。日帰り装備しか担がず、スキーを履いて いるのにこんなことではとてもシラタケ沢を滑って登り返すという 計画の完遂は難しい。新人山行とういうことで多少の進みの遅れは 仕方ないが、大遠見山までで引き返すことに決めた。

中遠見山まで戻ってくると、平川方面に落ちる沢が滑れそうだ。 傾斜的にも一ノ瀬髪と大差ないように見えるので、中遠見山から滑る ことにした。  滑ってみると、沢の中は雪の状態が絶悪だった。この数日間に積もった新雪 の下は堅い凍った斜面なので、少し傾斜が強まると、斜面を切った スキーの下から次から次へとスラフが雪崩落ちていく。 一度に複数が斜面に入ると危ないので、一人ずつ滑るようにみんなに 指示する。一度斜面を切ってしまって、新雪を落としてから滑った方が 良さそうかななどと考えていた矢先、清本さんが新雪の中でウェーデルンを試み、 心配した通りにスラフとともに沢の中を流され始めた。春の雪で、新積雪は 10cmちょっとなので、速度はゆっくりだし、上半身は雪面に出たまま滑って 行くので大事には至らなそうだと思ったけれど、人がなだれ落ちていくのを 初めて見てちょっとびっくりした。

2010.4-五竜
2010.4-五竜

内田さんが清本さんのそばまで滑り降りて、雪に埋もれたスキーを 掘り出したが、他のメンバーはこれ以上雪を落とすといけないので、 そのまま斜面でしばらく待機。清本さんがおおよそ雪から出たところで 既に雪が流れ落ちた後の堅い斜面を選んでみんな滑り降りた。  その後もしばらくはスラフに巻き込まれない様に注意しながらの 滑りが続くが、のど状のスロープを滑り終わったくらいから傾斜が弱まり スラフの心配はなくなった。しかし、今度は左右の尾根からのデブリが 沢を覆い尽くしている個所が時折出てきて滑りにくくなる。  谷は幸い平川まで雪がつながっていた。だが、最後に堰堤の脇を乗り越す 箇所ではもう1週間もすれば雪が切れてしまいそうに見えた。  平川の徒渉もまだしっかりしたスノーブリッジが残っていて、特に 問題なく越せた。

平川の林道は、八方尾根から落ちてきた雪や土が堆積して道を塞いでいる 部分が何箇所かある。スキーの着脱を何度か繰り返す。沢の中の雪が 思いの外に悪かったので、滑りに時間を予想外に費やし、17時過ぎに 白馬47対岸の浄水場の前に降りてきた。  スキー場の駐車場に停めてあった車を回収後、白馬のジャスコで買い出しし、 倉下の湯の近くの梓川沿いの広場にテントを張ってみんなで楽しく夕食を 作った。お酒もすすみ、最後のメンバーが寝袋に入ったのは午前1時だった。

 
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