神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club オフトレ・しまなみ海道ロードサイク 報告
関西から希望と元気を届けよう
ようこそいらっしゃいませ!! どうぞごゆっくりと!! 山スキーを楽しみましょう!! 入会をお待ちしております!!

日 時  2011年10月08日(土)ー09日(日)
場 所  尾道ー今治
メンバー  師匠'Ikebuchi・Komura・Tajiri・Maeda・Kiyomoto・Haru
天 気  完璧な秋晴れ
コース  向島〜因島〜生口島〜大三島〜伯方島〜大島〜今治=往復
スタイル <ロードバイク5名・クロスバイク1名
グルメ <ふるさと憩の家魚料理/昼・因島お好み焼き店新天地
温 泉 <宿の湯

三連休の二日間を利用してしまなみ海道ロードサイクの報告

一日目:10月08日(土)
08:00 向島市民センター出発
09:10 因島大橋
09:50 生口島橋
11:25 多々羅大橋
12:20 大三島橋
14:15 サンライズ糸山
17:15 ふるさと憩の家
走行距離:115km

7:30 尾道市民センターむかいしま到着 自転車を組み立て出発準備、小村も調整バッチリの愛車"ロシナンテ"に跨るが、数回のツーリング尻痛経験からパッド付き下着とレーパンの2枚重ね履きで、粋なローディーと言うよりオムツをつけたチンパンジーのパン君です。

8:00 市民センター出発 コンビニでチケット購入、このチケットが優れもので橋の通行料が半額になり割引クーポンでソフトクリームなんかが50円引きなどの特典付き、知らないと損しますよ。

9:10 因島大橋通過、まずは一橋め。橋に登るスロープは原付、自転車、歩行者用で傾斜も考えてあり自転車で楽々登れる、でも橋の自転車用道路は車道の下周りをフェンスに囲まれチョット閉塞感を感じた。

9:50 生口橋を渡って生口島へ、生口橋自転車道は車道の横を走る、開放感があり景観もいい、天気がいいこともあり海峡や島がよく見える、しまなみ海道には道路の路肩ラインの内側にブルーのラインが引かれ所々に「サイクルロード今治まで○○km」の表示があり、地元の車も自転車に慣れているようで、神戸のように「ジャマダ」と言わんばかりにクラクションを鳴らすことも無く、大きく避けてくれるので車道を走ってもストレスを感じません。

10:10 ジェラートドルチェでジェラートを食べる、美味しかった。でも小村はソフトクリームとジェラートの違いがいまだ解って無いです。

10:35 耕三寺、日本の名所のミニチュアがあるしまなみのハウステンボス、お金がかかるので入りませんでした近くでコロッケを食べました。有名店らしく有名人のだれそれが来たとか、テレビの取材が来たとか張り紙がいっぱいしてありました。その中に"千堂あきほ、来店"を見つけ、昔ファンだったので「元気にしてるんだろうか」と年甲斐も無くキュンとしてしまいました。

11:25 多々羅大橋通過 手をたたくと良いことがあります。 橋の景観もきれいでしたし、橋からの眺めも絶景でした、小村はこのころには自転車にはまってました。20キロぐらいで巡航、景色をゆっくり眺め、時には疾走し今までに無い移動感覚に高揚しました。自転車買って良かった。

同僚に「えっ!オートバイ買えるじゃないですか、PS-3どうするんですか」と言われたりしたけれど、
今はめちゃくちゃ楽しい。それまでのツーリングは慣れない事もありトレーニング的な要素(高速で追従したりヒルクライム)が強かったのですが。決してそれまでのツアーが辛かったとは言ってません、
池淵さん、春さんの指導があったからこそ今回のツアーが楽しめたんです、感謝しています。もう誘わないなんて言わないように。

11:35 しまなみ公園で昼食

12:20 大三島橋通過 伯方SCパーク塩ソフトクリーム食べる、クーポン券で50円引き、得した気分。

13:00 大島大橋途中で降りて見近島キャンプ場、自転車道しか通じて無いので車では来れない、浜は完全なプライベートビーチここで立てかけてあった愛車"ロシナンテ"何が気に食わなかったのか倒れてフレームに傷がつく(ToT)

14:00 来島海峡大橋 途中の登りで皆から遅れる、何とか登りきるが下りでまた遅れる。まだスピードに慣れなくてどうしてもブレーキを多用してしまう。清本さんを後ろから見ると、下り坂でハンドルバーのかなり下に持ち替えている、「あんなポジションじゃブレーキ届かないんじゃ、ひょっとしてノーブレーキで下ってるのか、なんて度胸があるんだろう、昔はレディースでブイブイ言わしてたのかも、

それに比べて俺はチキン野郎と言われても仕方が無い。」と落ち込みながら必死に皆に追いつきました(後で清本さんに聞いたら下の方を持って指2本でブレーキをかけると安定するそうです、いいこと教えてもらいました。)

14:15 サンライズ糸山 ここで折り返し、当初の予定ではフェリーに乗る計画でしたが自転車で戻りました。

15:10 再び来島海峡大橋を経てバラ園へ、来島海峡大橋は歩く人、自転車でいっぱいでスピードが出せませんでした。中学生の団体がすれ違うたびに「こんにちわ。」と挨拶してくれます。

16:35 Limoneで今夜宴会用にリキュール購入、その後本日一番の急坂へ、ダンシングなんて高度な技術が使えるはずも無く、真剣にギヤがあと1~2枚欲しかったです。何とか峠まで登り、坂を下る。数百メートル先に今夜の宿”ふるさと憩いの家”を見たときは、今日も何とか乗り切った。と安堵のため息が出ました。

17:15 ふるさと憩いの家 本日走行距離115km 宿は廃校を利用した宿泊施設で、黒板張りの旧木造校舎でした、校長室、保健室などもあり面白いところです。お風呂に入り、ビールを買って堤防まで行ってみました。校庭のすぐ横が海です、穏やかな瀬戸内海に今日走ってきた島が霞んでいました。

日が暮れてくると控えめにライトアップされた橋が浮かび上がってきます、満月に3日ほど足りない月が煌々と光を放っています、その光を海面が受け金波、銀波に散らしています、岬の灯台がゆっくりと明滅しフェリ-の舷灯が島影に見え隠れしながら滑って行きます。暑くも無く、寒くもなくまったくいい時期に来たものです、心地よい疲労感にビールがとてつもなく旨かったです。

ビールを飲み干した頃夕食です。豪勢な夕食でした、鯛の尾頭付き、アイナメ?の煮付け、サザエ他4種盛りのお刺身、アサリと野菜の炊き合わせ、食事半ばにオコゼのから揚げ、お腹いっぱいになりました。部屋に戻って、リキュールを飲みました、アルコール度数が高く結構効きました、みっちり話し込んで10時就寝。記:小村

=しまなみ海道一日目フォト集=

2011.10.08-09しまなみ海道
多々羅大橋

二日目:10月09日(日)
07:55 ふるさと憩の家出発
08:30 大山祇神社
10:15 多々羅大橋
12:30 因島土生町お好み焼き
14:35 因島水軍城
15:30 因島大橋
16:25 尾道市民センター着
走行距離:92km

6:15 起床(小村)田尻さん、前田さんは早く起きて海まで行ったそうです、釣り人が魚よりいっぱい居たって言ってました。

7:00 朝食、お米が美味しい、御飯フェチの小村は大満足でした。

7:55 校舎前で記念撮影2回して出発、8:00出発予定でしたがパーティーの統率がよく時間が余りました。(^ ^)

8:30 大山祗神社 出発してすぐは寒いし、筋肉が硬くペダルが重かったんですが10分も走ると暖まっていい調子になってきました。「今日は行けるかも!」と思ったら登り坂になりました、小村の人生そのものです、今回は回転数を保ちながらクリア出来ました。

ちなみに小村のサイコンは速度、ケイデンス(クランク回転数)心拍数まで計測できます、心拍数は胸にセンサーを着けなければならず蒸れて不快ですが、坂で足を着いたときの言い分け用につけています。朝の山間部、澄み切った空気を切り裂いての下り(小村は掻き分けてです、誇張してすみません、後ろにいた前田さんに楽々追い抜かれるし元レディース清本さんにもぶっちぎられました)を経て大山祗神社到着。

大山祗神社は日本総鎮守と呼ばれ約一万一千社あまりの分社を持っています、とパンフレットに書いてありました。でも"約○○あまり"てアバウトな感じです。境内は竹箒で掃き清められ荘厳な雰囲気を醸し出しています。お参りをしました。(このツアー無事に終えられますように、初めに皆と言ったのか私だけでもと言ったのか忘れました)

9:40 ボッコ製菓 神社から山越えの小さな登り下りを繰り返し住宅街に入ります、今回のツアーはリーダー池淵さんの至れり尽くせりガイドでしまなみ海道の名所すべてをフォローできました。圧巻がこのボッコ製菓とお酒のLimoneです、住宅地の道を右、左ちょっとレトロな商店風Limone 

休業中の工場かと見間違うボッコ製菓、"入り口→"の張り紙もボロボロ、池淵さんに「こっち、こっち」と言われなければ絶対寄らずに帰ってました。店に入って春さん「お勧めは」店のお姉さん「全部です」お姉さんのうっちゃりが決まり皆思い思いのお饅頭購入。ここで糖分補給。

10:15 多々羅大橋通過 今日一番目(池淵さんは今日二つあると言っていましたが嘘でした)の試練シトラスパークのゲキ坂へ向かいます。

10:50 シトラスパーク瀬戸田  試練は多々羅大橋通過後すぐでした、自転車購入後数回のツアーでマスター池渕さんのコーチどうり足に負荷が掛かる前にギヤダウンしましたが、レバーも折れよと押しても切り替わりません、これがギア一杯ですあとは踏み続けるしかありません。

池淵さん、田尻さん、前田さんは見えません清本さんの後輪から視線が外れないよう必死で追従します。後方で春さんがサポートしてくれてます。
ペダルのビンディングを活用して引き足を真似事で使ってみました、楽でした5~8漕ぎはあとは一緒でした。山を徒歩で登るのと違って自転車は寛平ちゃんと一緒で止まったら死にます、とにかく漕ぎ続けないと。

峠で池淵さんたちが待っていてくれました、何とか登りきりました。動画を見ると皆軽快に登っています、シャカリキなのは小村だけでした。情けない限りです。500mくらいの下りでシトラスパーク瀬戸田着前田さんが拾ってくれたみかん?を食べ怪しい香りの館でトイレの芳香剤や、エスニック料理、スナックのチーママみたいないろんな匂いを嗅ぎました。

=しまなみ海道二日目フォト集=

2011.10.08-09しまなみ海道
来島海峡大橋

12:10 生口橋通過 因島

12:30 土生町 お好み焼き 新天地 広島風お好み焼きで昼食、小村の実家大阪(八尾近辺)ではモダン焼きは生麺をソースを付けずお好み焼きに入れます、このお店も同じ だったので懐かしく味も美味しかったのですが、量が多い、なかなか麺迄到達でき無かったです。田尻さん、前田さん、春さんの強豪を退け清本さんがトップで完食しました。満腹状態で因島南ルート、本日いや、本ツアー最強のゲキ坂に挑みます。

マスター池淵さんが自販機の前で止まり水分補給の指示、そんなに凄い坂なのか、池淵さんが指差した先には、岬の山を斜めに切り裂く道路が続いています、えらいものを見てしまいました、でも行くしかありません。

ペダルの一漕ぎごとに「もうやめよう、歩こう、」と思いました、カーブで皆の死角に入ったらズルして休もうとしても、後方に田尻さん、前田さんがいるので休めません、頭の中で「ポーニョ、ポニョ、ポニョ、」と同じ歌のフレーズが繰り返されます、他には何も考えられません、前方に池淵さんが止まってこちらを見ています、あそこが終点、最後の根性を搾り出して何とか到着。

14:35 因島水軍城 ゲキ坂後の下りを軽快に走った後、寄り道して水軍城見学、油断したのが間違いでした、駐車場手前に急登、坂に向かって「コラー」と叱り付けてやりました。小村は途中の駐車場でグルグル回って休憩してやっと到着。お寺裏に村上水軍のお墓がありました、一般の現代風のお墓の一角に石を積み重ねただけの石塔郡、戦で命を落としたつわものが眠っているんだと勝手に想像して感慨に耽ってました。

15:30 因島大橋通過、大林監督映画のロケ地見学、ツアー終盤での微妙なアップダウンの繰り返し、
注意力が低下しているのに交通量が増え気が抜けない。最後のこの行程が結構こたえました。

16:25 尾道市民センター向島到着 本日走行距離92km 楽しかったしまなみツアーも終了です。参加者の皆さんご苦労様でした。また初心者の小村のお世話ありがとうございました。この報告を読んで興味を持った方、来年は一緒に行きましょう。今テレビで河合奈保子が歌っているのをみて、あやうくしまなみの感動を奪われるところでした。おわり。 記:小村

2011.10-08しまなみ海道ログ
一日目向島からふるさと憩の家ログ
2011.10-09しまなみ海道ログ
二日目ふるさと憩の家から向島ログ





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