1/21(土)若桜氷ノ山スキー場から頂上小屋まで
始発電車6:33でJR西明石駅に集まった後、明石SAで全員集合して、若桜氷ノ山に向かう。
いつもの早朝ならば2時間程度で行ける行程が、すこし遅い時間だと車も多く時間がかかる。
パトロールに登山届けを出してリフト乗車。数日前までは2本目リフトが雪崩危険のために運休
していて、急斜面の歩行を覚悟していたが、この日はゲレンデトップまで運んでもらえた。
10:50シールで林間の急斜面を登りはじめる。スノーシューのガイドツアーや他のスキーヤー
やボーダーもいて大賑わいである。
先行者のトレースがあって、降雪直後であってもほとんどラッセルすることはない。
難なく尾根まで登って休憩(11:30)。心配していた風も弱く、視界もあって山スキーには好条件。
三の丸避難小屋(12:00)経由して途中トラバース気味に頂上に向かう斜面に合流して頂上小屋到
着が13:10。2階には、徒歩の先着組がテントを張ってくつろいでいた。我々もその横に陣取って
宿泊することに決定する。
荷物を軽くして新雪パウダー滑降することに。ウッチィさんの強いリクエストで八木川源頭部の谷を
滑って、ぶん回し尾根を戻る周回コースとする(13:50)。
降雪直後ということで雪崩を心配したが、雪質は安定していて、雪崩れるほどの積雪量もなく
ブッシュが出てコース選択が難しいくらい。その中でも開けたコースを選びながら滑ることができ、
やや重ながらも新雪滑降を堪能することができた。時折晴れ間ものぞき楽しい時間はあっという間
で、約300mの標高差を一気に滑り降り、谷が狭まりブッシュが激しいところで登り返しとした(14:15)。
比較的急ではあるが西側尾根をラッセル交代しながら登っていく。登山道に合流する直前は急斜面か
つ木に遮られてコース取りが難しかったが、なんとか突破してぶん回し尾根合流が15:40。
急斜面+深雪+林間という悪条件でのシール登行の練習ができた。
この後、複数メンバにシールトラブルが頻発して時間がかかったが、先行者トレースもあって
暗くなる前に頂上小屋まで戻ることができた(16:40)。
小屋内は畳敷き、毛布多数と快適で、食料担当のFujita,Hさん準備の鍋料理で暖まりながら久々の
宿泊山行を楽しむことができた。
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