平成29年4月29日(土)6時白馬47スキー場駐車場に到着。
天候が不安定との予報により、8時のリフト運転開始よりゲレンデ内での滑降とした。
8時より、ザックは車内に置き、空身でゲレンデスキーを満喫。なお、47及びとおみゲレンデは、山麓ベースまで滑降が可能であり、
この時期としてはまとまった距離を滑降でき、ゲレンデ下部まで雪がつながっていた。
今シーズン初めてのBCスキーを行うメンバーがいた為、一度駐車場に戻り、11時ごろよりザックを背負い、
足慣らしのため、ゲレンデトップから遠見尾根を30分程度シールで登り、樹林帯を滑降し、ゲレンデに戻る。
とおみゲレンデの山麓ベースのエスカルプラザまでゲレンデ滑降し、昼食をとった。
その後、雷のため、下山用ゴンドラを除き、五竜とおみ側も47側もリフトが全面運休となり、臨時シャトルバスで47に戻り、
雷と雨がやみそうもないことから、本日の行動を終了し、入浴(十郎の湯)後、宿(ヴィラ八方)にチェックインした。
平成29年4月30日(日) 7時過ぎに八方尾根ゴンドラ前山麓駐車場に到着。
スキーや登山者で運転開始前からゴンドラ乗車口に列ができている。
ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ、八方尾根の八方池山荘よりシールを付けて登り始める。ほとんど風もなく、晴れて、良い天気である。
コースは夏道登山道の南面側を通る。八方尾根南側斜面の八方沢ボウルのケルンに9時30分に到着。
他にスキーヤーはおらず、貸切状態であった。シールを外して斜度の緩いところ探して、上部の緩斜面のところまで滑降するが、滑降した斜面は、表面がスノーボールでどんどん落ち行くような悪雪で、唐松岳側の奥の斜面の一部は表層が雪崩れていた。
また、グラインドクラックもあちこちにある。八方沢ボウルでの滑降はこれまでとして、尾根まで登り返した。
北側斜面のガラガラ沢側に移り、小休憩をとる。尾根直下の滑り始めの雪面を掘り積雪の状態を確認したが、積雪量は測っていないが、
ショベルで掘った上部約90cmはザラメ雪であった。
表面から30cmところに融雪凍結による厚さ1cmの氷層があったが、この氷層と上部のザラメ雪層は、コンプレッションテストはしていないが、
安定して結合しているように感じられた。11時より鬼出し沢の上部を滑降する。
ザラメ雪であるが、雪質の異なるところがプチ状に存在し、急なブレーキにより転倒しそうな状況であった。
今回の山行は、八方尾根の様子見の緩い山行計画としていたことから、鬼出し沢のごく上部だけを滑って、滑降はここまでとし、
急斜面でシールを付けて尾根まで登り返した。鬼だし沢を下部まで滑ったと考えられるシュプール2本があったが、
ここでも、他のスキーヤーおらず、貸切状態であった。>/p?
昼食後、八方尾根の八方池山荘を目指して滑降して、山スキーは終了とした(13時)。少しゲレンデスキーを行い、
ウサギ平のレストハウスでザックをデポして、各人バラバラに15時までゲレンデスキーをして、ゴンドラで駐車場に戻る。
入浴を省略して、帰神する。by;nakamura
八方池山荘上部 |
五竜47からの眺望八方沢ボウル |
八方沢ボウル |
八方沢ボウル-2 |
八方沢ボウル滑降 |
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