神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 北ア 白馬 山スキー報告
関西から希望と元気を届けよう
ようこそいらっしゃいませ!! どうぞごゆっくりと!! 山スキーを楽しみましょう!! 入会をお待ちしております!!

日 時  2014年12月22(月)-23(火)
山域・場所  北ア/白馬
メンバー  Miyazaki,Morimoto=2名
天 気  22日・雪/23日・晴、風
ルート  22日・白馬五竜トップ~村尾根~平川
 23日・二股~小日向山
スタイル < アルペン1名、テレ1名
温 泉 <宿温泉

12/22(月)
午前券3950円+1000円(補償料)を払い、 いいもりゲレンデ8時のリフト始発から、ゲレンデパウダーを狙って10時頃まで滑る。雪は、昨夜から粉雪が切れ目なく降り続く。
ゲレンデパウダーは、期待していた風ではなくて、底づきするし、雪が重い。帰りのタクシーの運転手さんが言われていたけれど、「今年の雪は、重い。21(日)は、雨でした」と。 ガイドブック「日本バックカントリー・オール(PG編集部)」によるコースタイムは、47スキー場(1時間) 一ノ背髪(1時間) 平川(1時間) 47スキー場。 それがそれが、19時までのアルバイトになるとは・・・

ラッセルは、終始膝から脛くらいで、埋まって前に進めない程ではなかった。視界もそこそこあり、雪は途切れなく降り続いたが、風もそれほどではなく気温も高めだった。
このルートを行くのは初めてだが、ドロップ地点を過ぎてもトラバースが続き、滑りを楽しむ程の斜面が頻繁にあるわけでもなく、少しがっかり。シーズン最初のトレーニング・体慣らしと考えれば、これもあり。 昨年同時期の”ガラガラ沢”も最後は、渡渉。

今回も、ルート図通り”渡渉”に出くわしたが、雪が多くて沢への降り口がどこも高い。と言って、ブリッジ状態にもなっておらず、そうこうあたふたしていたら、宮崎さんが樹の枝に乗っかった雪で滑り台よろしく、スキーを装着したまま沢の中へ。
水の勢いが強くて、スキーを外すことも出来ず抵抗に抗うことも出来ず、しばらくひざ下水没状態で・・・何とか、対岸にたどり着く。それを見た森本は、どうせ濡れるのならと、素足作戦を決行。

しかし、荷物が多くて難儀する。「スキーを放り投げて来い」とのお言葉に、”えいやっ!”と投げるも対岸まで遠く、沢にポチャリ。幸い、重さで流されること無く水没状態。それを見届けて、靴をザックに固定して、後ろ向きに沢まで下降する作戦も、上手く行かずズルポチャ。結局、ひざ上水びたし。
しかし、沢の水は、思いの外暖たかく、素足の雪も凍傷になるほどの感覚ではなかった。これも、風が無く気温高めのおかげ。

ここ林道を、15時から3時間の下りのラッセル。思いの外遠くて時間がかかり、冬至で日没は早く、ヘッドランプをつけたら、降雪が乱反射して視界を遮り、また周囲の地形が確認しずらく、こんなところでビバークですかぁ!?と弱音が出始めた頃に、別荘の明かりにたどり着く。
19時ころに、タクシーを呼んで、駐車場の車まで戻ると、うず高く雪まみれのランクルに遭遇。腹ペコで、閉店間際の何時もの食堂に転がり込んだ後、隣の”六刈荘”で一泊。今夜は、僕達2名のみ。

日暮れてから、黙々と機械じかけの様にラッセルしていると、LED電球がチカチカと瞬く様子が、シルエットとして感じられたのだが、宮崎さんいわく「静電気で、青く光ってたで!!」こんな話初めて聞きました。あり得ることですが。今度、暗闇でアルバイトしている時に、気にしていて下さい。



12/23(火) 
天気の回復予報から、”八方”へ行く予定をしていたが、風が少々強くて、また昨夜のトラウマで最後の林道ラッセルは時間が読めないということで、”小日向山”に向かうこととする。
二股815出発。ひたすらラッセルするも、6時間たっても”小日向山”に到着せず。13時頃を目処にジエンドとする。この日は、晴れて視界も良好。斜面も幾つかあり、滑りを楽しんだが、やっぱり雪は重かった。

正直、斜面滑降は20分ほどで終了。後は、高速道路状態に来た道を引き返す。6時間の仕事が、1時間ほどで終ってしまう。ある意味、山スキーでした。今回は、2人でラッセル頑張った。シーズンインとしては、良い錬成になった。今シーズンもそれなりに、ラッセル頑張れそうです。

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