神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 福井・取立山/小荒島岳 山スキー報告
関西から希望と元気を届けよう
ようこそいらっしゃいませ!! どうぞごゆっくりと!! 山スキーを楽しみましょう!! 入会をお待ちしております!!

日 時  2014年2月22日(土)-23日(日)
山域・場所  奥越・取立山/福井・小荒島岳
メンバー  宿泊組・Komura,Nakamura,Yamamoto,Sugimoto,Miyajima,Nisio,Akasaki=7名,他2名
 日帰り組・Wasa,Fujita西,Fujita東,Haru=4名
天 気  22日、晴・23日、晴
ルート  22日いこいの村駐車場~取立山ピーク~ピストン
 23日旧勝原スキー場~しゃくなげ平~小荒島岳~一のカラ谷
スタイル <アルペン全員
温 泉 <美山森林温泉

2/22 取立山
8:15 駐車場出発、林道から外れてショートカットするが雪が固く苦労した。雪の状態が悪いので、いこいの村からショートカットせず林道沿いに登る。高度820m付近で林道から外れ尾根を目指す、900m付近から急登になるが雪が少し柔らかくなり滑りながらもなんとか登行出来た。1210m付近の開けた急斜面にでる、いつもはパウダーだが今年はカリカリの状態全員クトーを付け慎重に登る、今日一番の難所となった、下りが思いやられる。狭い尾根筋に出て後は頂上までダラダラとした登り。

12:10 取立山頂上着、 2年前楽しんだ避難小屋前の斜面は、雪が吹き飛ばされてところどころ氷の斜面が見えていたとても滑る気になれずそのまま下ることにした。まずは細尾根左は雪庇右は樹林帯、尾根を外さないよう滑って 行きで苦労した斜面に出た。ここは例年パウダーがあり面白い斜面なのに今年は硬い雪の上、積雪が少なくヤブが出てるので全く楽しくないどころか転倒続出の恐怖の斜面と化していた。

1030m付近から登山道を離れ、良さそうな斜面の探して滑るが、樹林が濃く距離が滑れないので欲求不満気味。860m付近で林道にでる、後は林道沿いに滑ろうと思ったが途中良さげな沢筋があったので入ったがすぐに斜面が割れて水面が覗いていた、林道へ登りかえしこれが結構辛かった。(メンバーの皆さんごめんなさい)林道に沿っていこいの村経由駐車場へ14:00到着。

この日14~5人のおじさん、おばさんの登山グループと一緒になったが、雪の無い駐車場からかんじきを履いて歩く奇っ怪な集団だった。1270m付近の尾根に出るとその内の一人が倒れ、3人が付き添っていた、状況を聞くと呼びかけると返事はするがまったく動けないとの事、救急に携帯で連絡はついたが後のメンバーは気づかずに頂上に向かっているので、伝言して欲しいと頼まれる。尾根を登っている途中ヘリが来てホバリングしながら要救者を収容していった、無線で連絡が着いたのか他のメンバーが降りてきた、リーダらしき人物に伝言を伝えると「ああ、そう。」ぐらいの軽い感じでいなされてしまった。このグループ帰りに、いこいの村近くの斜面で尻制動の練習をしていたがおばさんたちがきゃー、きゃー奇声を上げ大盛り上りだった、とてもメンバーがヘリで救助された人たちとは思えなかった。

今夜世話になる宿へ到着後近くの居酒屋で夕食、浜松のSachikoさんに自家製の“鮎”“山女魚”の甘露煮、ラッキョを提供して頂き飲み直し。10:00就寝

2014.2.toritate
後チョイで頂上
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取立山頂上

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たらたらの斜面滑降
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本日終盤

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取立山のあそび終了、おまけの転倒者が
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本日終盤

2/23 小荒島岳
7:45 駐車場出発 ツボ足の跡が固く凍りついているので外しながら登る。林道を外れ尾根に取り付く、ここもツボ足の跡が良いルートを通っているので避けると木に邪魔されたり斜面が急だったり苦労させられた。1000m付近それまで好天で汗をかくぐらいだったのに急に風が冷たく感じるようになった、この辺から雪が少し柔らかくなり始めた。

11:00 シャクナゲ平到着、komura、miyajimaさん、yamamotoさん、nisioさん、nakamuraさん、ikeda(nobuyuki)さん、wasaさん、fujita師範の有志で一本滑る。上部の雪は軽くスキーを回しやすい最高の状態だったが、下るにつれて悪くなりそうなので100mぐらい滑って終了。昨日の取立の欲求不満が解消された。登り返して頂上に移動。

12:00 小荒島頂上着、絶景でした、こんな天気の良い小荒島初めてです。ドロップポイントから下るがいつもと風景が違う、GPSで沢を何度も確認する。雪が少ない、去年までは少し下ると広い沢筋に出たのに今年は沢が埋まらず細い沢が底の方にある。とりあえず滑ってみる、ところどころ雪質が変わる油断できない斜面だったが斜度もあり快適に滑れた。沢の底を滑ってみると思いのほか硬い、雪が柔らかそうな少し登った樹林帯を滑ることにした。

木を避けながらの滑走、時たま雪に足を取られる、小荒島がこんなのではと悲しくなる。そんな調子で滑っていたら、あっという間に堰堤に着いた。ここも雪が少なく堰堤がむき出だ、切込隊長fujita師範がガンガンルートを作って林道にたどり着く。そこから地獄の林道を滑って帰りました、太ももが辛かったです、wasaさんだけが元気で果敢にショートカットに挑んでました。(wasaさんサポートありがとうございました)14:00 駐車場到着 本日の山行終了です。お疲れ様でした。by:komura

2014.2.koarasi
閉鎖した勝原スキー場
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準備態勢

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総勢13名の大所帯
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ゲレンデ跡のシール登行

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直ぐに身体が熱る、今日は天気が上々
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一回目の体温調整の小休止

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眼下に大野盆地
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向こうに本峰荒島岳

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シール剥がし滑降準備
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午後には堅雪が緩んだ疎林の滑降

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適度な滑降斜面
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カラ谷中間部の斜面

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のんびり滑降
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一のカラ谷どんどん下ります

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