神戸山スキークラブ

 K.M.S.C.
Kobe Mountaineering Ski Club 奥美濃/日照岳 山スキー報告
関西から希望と元気を届けよう
ようこそいらっしゃいませ!! どうぞごゆっくりと!! 山スキーを楽しみましょう!! 入会をお待ちしております!!

日 時  2013年1月26日(土)
場所・山域  奥美濃/日照岳
メンバー  Komura,Ikebuchi,Akasaki,Yabuta,Maeda=5名
天 気  雪
ルート  国道取り付き~1300m~北東~駐車地
スタイル <アルペン5名
温 泉 <宿の温泉

2:30 ひるがの高原SA到着大雪、車にもみるみる雪が積もってゆく。6:00まで仮眠
7:00 登行ポイント到着移動中もかなりの降雪だったがポイントにつくと少し小降りになったので登行開始
7:10 国道脇からえん堤を超えて尾根に取り付く。小村が先頭、籔田さん、前田さん、池渕さん、赤崎さんの順前田さんから薮田さんに「GPSを確認して、先頭の小村さんを誘導して。」との指示。確かにこの方が効率が良い、その後止まると籔田さんからの指示で方向を修正する。尾根の急斜面、ヒザ下、場所によってはヒザまでのラッセルで時間がかかる

2013.1.hideri
7:10 出発進行
2013.1.hideri
7:10 寒いなぁ~

10:00 ラッセルを交代しながら高度を稼ぐが、3時間で行程の半分ほどしか進めていない。この頃、小村の左のシールが外れた、糊面にびっしり粉雪が付いている。手で擦っても細かい雪が取れない、テルモスのお湯をかけて雪をとかし、水気を切ろうとするがすぐに氷付くのか板に張り付かない、バンドで2箇所縛り付けてなんとか登る。エンド金具が板から外れ、シールがまた外れたが修復してまた登る。

ところがキックターンをした拍子にまたシールが外れ、今度はエンド金具まで外れて無くなってしまった。一人残って修復しようとしたが、エンド金具が無いとバンドで縛っても、エッジ部を切り欠いているのでシールが前に滑ってしまう。諦めて、スキーをザックに取付、ツボ足で登ろうとするが股下まで潜る深雪で思うように登れない。その時池渕さんから電話が入り、状況を説明出来た。

2013.1.hideri
平瀬案内版
2013.1.hideri
取り付きに向かいます

他のメンバーはエントリーポイント近くまで来ているとのこと、GPSで確認すると距離は200mほどこの状況では合流は無理と判断して、小村は尾根を下ることにする。その後籔田さんと時間の調整をし、2班で分かれて下ることにした。「このクソシール!」と雪の中、一人で散々毒づいて少し気が晴れたので降りることにした。左には良さげな沢が見えるが単独で雪崩にあったら一人ではどうしようも無いので尾根のトレース跡を忠実にたどる。狭い尾根、中途半端なパウダーぜんぜん楽しくない。えん堤近くで下ってきた籔田さん、赤崎さんと合流出来た。

2013.1.hideri
ビーコン、オン確認です
2013.1.hideri
Lに続く

12:00 登行ポイントに帰着、車の雪下ろしが必要なほど雪が積もっていた。春さんに写メで「このエンド金具何とかして!」と頼み込んだ、わざわざ三ノ宮まで行ってくれたが在庫が無いとの事、春さん面倒な事頼んですみませんでした。宿の入ってシールテ-ルのテープにキリで穴をあけ、針金でバンドに固定して応急処理をした。翌日は気温も高かった、一度外れたシールの雪を払って板に付けることが出来たので一日なんとかもちました。

2013.1.hideri
リーダー奮闘
2013.1.hideri
もうアカン、交代してくれ!

今回はリーダーのみ敗退と言う面目ない結果になってしまい申し訳ありません。幸い携帯が繋がったので状況の確認が出来たこと、全員がルートを把握しており、5名中4名がGPSを持参し、あらかじめルートを入力していたので2班に分けてなんとか下山することが出来ました。参加者の皆さんご迷惑をお掛けしました。

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