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予想(曇り後雨)に反して、朝から快晴である。これなら、縦走が行けそうだということで、ゴンドラの時刻に合わせて、山小屋を8時過ぎに出発する。ゴンドラ1回券と三田原第3高速1回券を買い、一気に1855M地点にたどり着く。ここからは、三田原山を目指すBCスキーヤーが我先に用意をしていた。早速身支度をして、930に出発する。
RSSR(スキーアルピニズム研究会)2001年#28の報告を参考にすれば、火口原へ下る最低鞍部までの登りを2時間で済ます必要がある。幸い天候は良いが、最低鞍部から前山までの時間が、報告では2時間40分ほどかかっており、赤倉でバスに乗り杉の原まで帰ってくる最終リミットが16時のバス。しかし15時のバスに乗らないと、ゴンドラに乗り遅れる。なので、気持ちは焦る。
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スキー場から三田原山を目指すルートは、トラックが付いていたので楽勝だ!!と、どんどん抜かしていくと、いつの間にか集団のトップとなる。雪の状態は、脛辺りまでしか潜らないので、西側の稜線までラッセルを頑張る。小さな雪壁を超え稜線に出てホットすると、後ろに付いていた外国人あんちゃん2人組(ボーダー)から、「ナイスジョブ!!」の声あり。この後、この2人組も同じコースをトレースした。
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稜線からは、クラストした斜面を2310M付近まで登る。1130着。お約束通り、2時間で頑張る。ここでシールを外し、火口原までの滑走。斜度は、上から見るほどキツくはなく、雪質もフカフカで良くまわった。火口原12時。ここから前山を目指し、2090Mの高度をほぼ水平移動。
光善寺池を過ぎ、シールを外して良い雪質を楽しむ。前山へは、手前2つのコブがあり1つ目は北側を滑りながら巻ける、2つ目は南側を腐った雪質に難儀しながら回りこむ。最後は、前山へ少々の登り。1313着。前山では、ナイスタイミング。Miyaさんパーティーが下降するところに遭遇。会えて良かった。
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1325滑降開始。尾根は、ゲレンデの馬の背状態の様にバーンと化していた。ユーチューブの映像などで期待していたのに、すぐに、思ってたよりも少々ブッシュがうるさい状態になったあたりで、ホワイトアウトになり万事休す。全く、距離感も解らず3人がはぐれないように下るのみ。なんちゃってテレの僕が、最後尾で時間をかけてしまい迷惑をかけてすんません。リーダーの細心の注意のお陰で、渡渉点もぴったり決まり、本格的な雨がふる前の15;05に新赤倉温泉スキー場に到着。
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