神戸山スキークラブ

4月1日（日）風雪
　朝、雪は降っていないが一日中かなり降りそう。リフトからは雨飾山も見えていたが、登り出す頃から風雪が強くなる。 ８：５５　リフトトップ。見返り坂は冬の状態、深くはないがちゃんとラッセルあり。

９：５５　一ノ背髪。北に延びる村尾根に滑り出す。氷の上に新雪。左の樹林帯とのコンタクトラインを、短く切りながら慎重に滑る。 アイスバーンを暴走して左の雪庇や雪の深い風下斜面に行ってしまっては危険。 北面の村尾根は東面の見返り坂ほど雪は深くない。左の樹林の中は安全だが、いつもの深いパウダーではなかった。 村尾根の尾根上を行かず、尾根の側壁を沢に向かって滑降。少し雪が深くなったが、底付き。

小雪舞う中、チョイ一服 視界悪し　先を見定める

沢筋まで降りると底付きがなくなったが、樹林がなくなったのでホワイトアウト。でも雪酔いもなく滑降できる。沢の下の方は前に、２回滑っている。最後の堰堤がしんどいが問題はない。沢の中も冬の状態。昨日の雨で1カ所少しだけデブリあり。堰堤の手前で、谷割れ。前回は右岸を通過できたが、途中、雪がくずれて崖になっている。仕方なしに左岸を進むと、前は川。

Ikeさんがスノーブリッジで左岸に滑降。鉄のパイプの堰堤をくぐり抜け、次の堰堤を巻いて平川へ。最後の堰堤はそのまま滑ってしまうと、数ｍのジャンプとなり危険。チャンと階段登高で登って巻く。八方尾根の八方沢からのデブリは無いが雪が多く平川は埋まっていた。

デブリ 又、又デブリ越え

１１：１１　林道まで出て後は林道滑降のはずが、ほとんど全ての八方尾根側の沢や崖からの雪崩で、林道はデブリで埋まっていた。 この林道は危険なことで有名だが、雨でデブリだらけになった後、冷え込んでるので、危険ではないが、カチカチのデブリに新雪が積もっている。 デブリ歩きと滑らない新雪で、お手軽山スキーのはずが、４７スキー場着、１：１２。

ゲレンデ練習の予定だったが、五竜スキー場へのリフトが風のため止まり、臨時の連絡バスで飯森スキー場へ。五竜のゴンドラも止まってしまった。リフトで上がると、昨日の復習で縦にスキーを走らせて、フィナーレ。帰路、大町温泉郷で疲れを癒しそばを食べる。大町温泉郷は春の日差し、稜線は強風が吹き荒れているが、これからの山スキーの舞台だ。記；Yabuta

デブリランド越え滑降ならず 遠見ログ