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 登り反しラッセル |
1/29(日) 野伏ヶ岳
【天気】快晴
昨年は悪天で断念した野伏ヶ岳を実施すると決定し、新雪ラッセルを覚悟して夜明けと同時に出発することにした。6:40長い林道をスタート。ラッキーなことにま新しいトレースがあった。林道のショートカットも適切に行われていて、かなりの慣れた先行者のようである。トレースに導かれ順調に牧場跡に到着(8:05)。
快晴のこの日は、真っ白の野伏岳が青空を背景に大きくそびえている。ただ風が強く、頂上付近では雪煙が舞っている。トレースをたどってダイレクト尾根への急斜面を登る前方に、トレースの主が単独でラッセルしているのが見える。さらに急斜面にさしかかったころ、非常に速い単独のテレマーカが抜き去っていった。
この後続者の速度は、驚異的でダイレクト尾根に出るまでに先行者をもパスし、とうとう頂上までぶっちぎりで単独ラッセルを通していただいた。おかげで、我々はピークまで全くラッセルを行うこと無く、非常に楽をして登頂することができたのである(10:50)。
 先行者トレースがある林道出発 |
 頂上付近に雪煙が舞っている野伏ヶ岳 |
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ただ、稜線からピークにかけては非常に風が強く、長いはできない。白山はじめ周囲の絶景を堪能し、記念写真を撮ったら、北東尾根方面に滑降開始(11:03)。
稜線付近はシュカブラの堅い斜面と吹き溜まりでやや滑りにくいが、その下はパウダーが堪能できた。藪や樹木がなるべく少ない斜面を選びながら、交互に撮影して、新雪滑降を堪能した。牧場に戻ることを考慮して右よりにトラバースしながら樹林帯の急斜面深雪滑降をして、林道に合流。風もなく、日差しを浴びてのんびり大休止(12:00)。
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 北東尾根滑降 |
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ここから緩い斜面を下りラッセル、シール歩行を組み合わせて、牧場に戻る。牧場からは、林間を思い思いに滑降して、林道のジェットコースター+ショートカットを組み合わせ、山行終了が13:46。
先行者のトレースのおかげで、厳冬期の野伏岳にこんなんに速く登頂でき、新雪を十分堪能することができ、一同満足であった。いつもの白鳥IC近くのすべすべ温泉に入浴後(650円)、渋滞もなく順調に帰神。参加者の皆様お疲れさまでした。留守宅を引き受けていただいた内田さんありがとうございました。以上 記;和佐
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