9:15 リフトトップより切り開きを目指す |
9:15 登り出しの準備 |
乗鞍岳周辺、第1日目の報告です。
【日時】2011年2月11日(金)
【場所・山域】乗鞍岳
【メンバー】komura,yabuta,tajiri,ikebudhi,haru,kiyomoto,ogawa,miyawaki,komastu
【天気】曇り、小雪
前夜、神戸発。東海北陸道・平湯・安房トンネル・中ノ湯・前川渡を経て、
乗鞍温泉高原スキー場着。第3駐車場で仮眠。レストランやまぼうしで時間待ち後、
9:30リフト3本でツアーコースに入る。
雪でガスもかかるが、風は微風、視界も近くは見える。
40年前に来たときには、林の中をプレートの番号を頼りに登っていったが、
今は、幅数メートルの立派な切り開きが続いている。
ツアーコースは最初と最後が少し急で、途中はなだらか。
今年、入会した初心者もいるので、10:00、10:50に休憩を入れ、
シール等の手直しをしながら、ゆっくり登る。夏の林道に入る手前で、
赤布に導かれて、林道の下を位ヶ原山荘に向かってトラバース。
途中から竹竿の赤旗に変わり、谷越しに位ヶ原山荘がみえる。
左上方に、去年雪崩事故のあった富士見沢下部の雪崩れた場所を確認して、
12:15小屋に入った。
昼食を摂り、荷物を整理すると、
12:50稜線に向かう。小屋から林道を戻り、雪に隠れた橋を渡り、
小大野川の上方へと、シール登高。大富コルを目指して屋根坂を登っていく。
13:50弱層テストの練習もかねて、スノーピットを掘り、ハンドテストとコンプ
レッションテストを行う。
ウィンドパックされた堅い雪の上に、30~40cm柔らかい新雪が積もっており、
弱層は見られない。
14:30コルを目指して、登高再開。
15:30大富コル着。シールを外して、滑降開始。
非常に軽いパウダーを小回りでまっすぐ下に向かって滑っていく。
初心者もシール登高では苦しんでいたが、軽い雪のおかげもあり、交互操作ながら
も、
小回りでまっすぐ下におりていく。
16:40位ヶ原山荘着。慣れないシール登高をこんな過酷な気象条件でご苦労さま
でした。
天気は南岸低気圧で寒気も入り、関西・関東も降雪の予報。
位ヶ原山荘で-10℃。明日は冬型となって、3000m近い稜線は厳しい風雪が予
想された。記:yabuta
9:30 さあ、頑張って行きましょう |
最初のチョットした急斜面です |
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